たけるの正しい勉強法

500本の科学論文から導き出された〝成果の出る正しい勉強法″を公開

【途切れない集中力の作り方】 ※トロント大学

こんにちは!たけるです。

 


今回は、

『集中力を維持して勉強する方法』

についてお話します。

 

強度, 強力な, アーム, 筋肉, モチベーション, やる気を引き出す

 

その前に、

『なぜ集中力を維持する必要があるのか』軽くお話します。

 

世間には、『長時間勉強すればするほど良い』という風潮がありますよね。


皆さんの中にも、

『1日10時間以上勉強する』

『苦手科目の数学克服のため、今日は5時間数学を勉強する』

というような目標を立てて勉強している人も多いと思います。


確かに、

高い集中力を維持した状態で勉強時間を増やすことが出来れば、

必然的に勉強の成果も大きくなりますよね。

 


逆に言うと、

集中力がない状態でいくら長時間机に向かっていても、

あまり勉強の成果は出ないですよね。


『勉強時間を長くすると勉強の成果も大きくなる』という原理は、

『高い集中状態である』ことが前提です。

 


集中していなければ、全く勉強の成果がないどころか、

『こんなに長い時間勉強したのに何も身についていない。

自分には勉強の才能がないんだ。』というふうに

自己嫌悪に陥ってしまうことになりかねません。


皆さんに勉強の才能がないのではなく、

”ちゃんとした勉強法をしていないだけ”なのに。

 

 

ところが、世の中の多くの”指導する立場の人”は、
この『高い集中状態をどうすれば作れるのか』

という話を抜きにして、

皆さんに『長時間勉強すれば成績が上がる』ということを教えます。

 

なので、皆さんが

『とりあえず長時間勉強すれば良いんだ』

という誤った認識をしてしまうのも仕方ありません。

 


ですが、せっかく勉強するなら成果が出る方法で勉強しないともったいないですよね。

その方法は僕がきちんとお伝えします。

 

 

さて、本題に入りましょう。

 

トロント大学の研究によると、

【脳は特定の作業をし続けていると段々その作業に飽きてくる。

この”飽き”が原因で、その作業への集中力が低下する。

しかし、違う種類の作業に切り替えると、脳の集中力は再び高い状態に戻る。

この”作業の切り替え”を継続して行うことで、常に高い集中状態を維持できる。

そして、脳が1つの作業に飽きるてくるのは、おおよそ作業開始30分経過後であった。】

ということが分かっています。

 


高い集中状態を維持するには、

1つの科目の勉強は30分以上連続して行ってはいけない

ということです。

 

 

『え、じゃあそもそも長時間勉強することできなくない?』と思う人もいると思います。
ぶっ通しで長時間勉強するのではなく、

合計で長時間勉強したことになっていれば良いのです。


具体的に言うと、5時間ぶっ通しで数学の勉強をするのではなく、

30分数学して、次の30分は英語のリスニングをして、その次の30分は数学をして、その次の30分は地理をして、その次の30分は数学をして…..

そして1日の数学の勉強時間の合計が5時間になれば良いのです。

 


こうやって、30分ごとの細切れで勉強内容をチェンジしていけば、

どの科目も高い集中状態のまま勉強することができ、

結果としてぶっ通しで特定の科目を勉強し続けるよりもはるかに大きい成果を出すことが出来ます。

 

これが正しい勉強の仕方です。

 

 

ただし、1つだけ注意点があります。


30分ごとに切り替える作業は、

できれば全く違う頭の使い方をする作業の方が良いです。


どういうことかというと、

△ 英単語の暗記→化学反応式の暗記

〇 英単語の暗記→数学の問題演習

のように、脳の違う部位を使う作業に切り替えましょう。

 

暗記をした後は、暗記とは違う脳の部位を使う問題演習をしてみる、というように。


そうすれば、

問題演習をしている間に暗記で疲労した脳の部位が回復することが出来ます。

 

その点に注意して、30分ごとに勉強内容を切り替えて勉強してみて下さい。
継続していれば、きっと勉強の成果がメキメキ出てくると思います。
頑張って下さい!