あなたに勉強の集中力がない理由と解決策※コロンビア大学
こんにちは!たけるです。
今回は、
『あなたの集中力が続かないのは難易度の設定が間違えているから』
ということについてお話します。
よく、「勉強しようとしても5分もしないうちにスマホを触ってしまう」
「やる気が出なくてテスト前なのにダラダラしてしまう」という声を聞きます。
僕も元々集中力がない人間で、
遊びには全力で集中できるのに
勉強は10分も続けられない人間でした。
「俺は全然集中できないダメなやつなんだ」
と何回も自己嫌悪に陥ってしまったことがあります。
皆さんの中にも、集中力がなくて苦しんでいる人がいると思います。
でも、集中力が続かないのにはちゃんと理由があります。
そして、理由が分かれば対策を練ることもできます。
もう集中力がないことに苦しまなくて良くなります。
今回は、なぜ集中力が続かないのか、
そのメカニズムと解決策についてお話します。
コロンビア大学の研究によると、
【集中力がない原因は、
モチベーションがないからでも、学習の能力が足りないからでもない。
取り組む課題の難易度が高すぎる、あるいは低すぎることが原因である。】
ということが分かっています。
下は、この研究で判明した”問題の難易度とやる気の相関関係”を示したグラフです。
参照 http://www.columbia.edu/cu/psychology/metcalfe/RPL.html
このグラフの赤い部分『学習の最近接帯』が最もやる気が高まる問題の難易度です。
つまり、
・作業が簡単すぎる→退屈で、やる気がなくなる
・作業が難しすぎる→手が付けられなくて、やる気がなくなる
・作業がほどほどの難易度→調子よく問題が解けて、やる気が続く
ということです。
集中する才能がないからでも、根性がないからでもありません。
そんな曖昧な理由ではありません。
ちゃんと科学が、納得がいく答えを示してくれています。
勉強する内容の難易度を
『ほどほどの難しさ』に設定することで、
やる気が続きやすくなります。
今の皆さんの学力を踏まえた難易度の勉強をすることが、
やる気維持に最適の方法です。
勉強するときには、
自分に合った難易度の勉強をするように心がけてみて下さい。
必ず効果が実感できるはずです!