何度も読むのは効果なし!【テキストの正しい読み方】 ※ケント州立大学
こんにちは!たけるです。
今回は、『テキストの読み直しは効果がない』ということについてお話します。
そして、効果がある正しいテキストの読み方についてもお話しします。
学校や塾で教わる勉強法の1つに、『何度も教科書やテキストを読み返しましょう』というものがあります。
僕が高校生の頃も、何度もテキストを読み返すことが大事だと教わりました。
しかし、読んでは忘れ、また読んでは忘れ、というのを繰り返していました。
何度読んでもテキストに書いてあることが覚えられない。問題を解くときに使えない。
『自分はバカだから何度読んでも覚えられないんだ』と思っていました。
先生にアドバイスを求めても、『それは覚えるまでもっともっと読み直すしかないよ』と言われて他の方法を教えてくれることはありませんでした。
しかし、今から思えば、『そもそも学習効果が低いやり方をしていたから覚えられていなかった』だけだと思います。
そして、『正しい方法を実践していれば自分を責めることも、無駄な時間を費やすこともしなくて良かったのに』と思います。
これを読んでくれている皆さんには当時の僕と同じ思いはして欲しくないので、今回お話しする『正しい学習法』を実践して欲しいです。
ケント州立大学の研究によると、
【テキストの再読は、受動的な学習法のため脳が十分機能せず、内容の理解や記憶定着率が低下する。
そのため、ほとんど効果がない勉強法の1つである。
テキストを用いて学習効率を高める方法は、能動的な学習スタイルに切り替えることである。
例えば、
・テキストの内容を自分の言葉で言い換えてまとめる
・テキストの内容をテスト形式で確認する
といった方法である。
これらの能動的な学習法の場合は学習効率が圧倒的に向上する。】
ということが分かっています。
以前も効果が低い勉強法について書きましたが、やはり受動的な学習法は効果が低いです。
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『マーカー、語呂合わせ、要約』に効果なし!間違った勉強法を根拠付きでご紹介 - たけるの正しい勉強法
自分の頭を使う能動的な学習スタイルで勉強することが重要です。
なので、テキストの内容を頭に入れるには何度も読み返すのではなく、
・テキストの内容を自分の言葉で言い換えてまとめる
・テキストの内容をテスト形式で確認する
という方法を実践してみて下さい。
内容が頭に入りやすくなると思います!