【テストが最強の勉強法かも!?】 ※ワシントン大学
こんにちは!たけるです。
今回は、『テスト形式が最強の勉強法かも⁉』ということについてお話します。
昨日に引き続き、今回もワシントン大学の研究で判明したことです。
研究によると、
【学習にテストを取り入れ、何度もテストを繰り返して勉強していた学生は、テストをせずに勉強していた学生に比べて、30%も成績が良くなった。】
ということが分かっています。
つまり、単にテキストの読み直しをして学習範囲の復習をするよりも、
テスト形式にして学習範囲の復習をした方が、記憶定着率が格段に良くなるということですね。
そして、記憶に定着しやすくなるから成績も上がる。
なので、皆さんも普段の自分の勉強の中で何かを新しく学ぶときに、
テスト形式にして覚えているかの確認作業をするようにしてみて下さい。
それだけで、覚えたいこと・理解しておきたいことが30%も頭に残りやすくなります。
ここで、
『なぜテストをすると記憶定着率が上がる』と思いますか?
ご説明します。
例えば、皆さんが新しく英単語を覚えるとします。
このとき、脳がどのタイミングで英単語を記憶するでしょうか?
英単語を覚えようと頑張って単語帳を見ているとき?
違います。
正解は、英単語を見ているときではなく、
何も見ないで英単語の意味や綴りを”思い出そう”としているときです。
多くの先行研究によって、
【脳が何かを記憶するタイミングは、”あれってどうだったっけ”と思い出す作業をしているとき】ということが分かっています。
だからテスト形式で勉強すると記憶定着率が上がるのです。
テストというのは、『何も見ないで自分の記憶を頼りに思い出しながら解いていくこと』だからです。
ここに”思い出す”というステップが入っていますね。
なるほど、スッキリですね。
おそらく理屈が分かっている方が、より実践しやすくなると思います。
今回の勉強法も是非実践してみて下さい!